(戦争・神話・完結済)
色彩の女王が生みだす<色彩>によって保たれる世界<レイストロ>。穏やか過ぎる平和な世界は永遠に続くかと思われた……しかし女王は死に、世界は徐々に崩れることとなる。 そして数年。 荒れた土地に住む少年・パディは、かつて女王がいた城の軍人・エリエステスによって無理やり連行される。そこにいたのは、次の女王と言われている少女・ウナだった。
ウナは次の女王なのだが、心を閉ざしているために色彩を紡げない。すなわち、このままいけば世界はあっけなく崩壊する。
どうにかしてウナの心を開いてほしい、それは決められたことだと、パディは訳もわからないまま<色彩の鍵>――ウナの遊び相手にさせられてしまう。
一方、一見平和に見える国々にも亀裂が走り始めていた。
女王をよく思っていなかった国が立ちあがり、宣戦布告をしてきたのだ。さらにはエリエステスの友人・レイシーまでも反逆し始め、世界は徐々に戦乱へと落ちて行く……。 果たして、世界の行く末は。そして女王や世界が持つ<秘密>とは。
人々の思いが交錯する戦乱ファンタジー。

パディ・デュランダ 男/16歳 髪・● 瞳・● 主人公。一見すると美少女のように愛らしい顔をしているが、れっきとした男。 外見にそぐわず口が悪く態度も粗暴。何かと蹴り倒したり殴ったりする、凶悪な人。 捻くれて皮肉げではあるが、芯の部分は強く、冷静な一面、解析する思考を持つ。 色彩の鍵と言われているが、存在意義は不明。
エリエステス・ランファル・フィルデフィラ 女/27歳 髪・● 瞳・● ラスティカ第一軍の大佐にして、色彩の女王に次ぐ地位を持つ。通称「エース」 女にしては筋肉質な大きい体に強靭な瞳。獣のような印象がある。どこかおどけたように見せながらも威圧してくる言葉遣いをしている。 剣術に長けており、敵う者はいない。 色彩の女王を敬愛している。
ウナ 女/17歳 髪・● 瞳・● 時期色彩の女王候補。捉えどころがなく、いつも虚空を眺めている…が。 一度スイッチが入ると凶暴、手当たり次第に者を投げ、暴れたり噛みついたりする。死ね、が口癖。 何に激昂しているかわからないが、しばらくすると平静になる。 意味不明な行動が多いが、時折パディをからかってみたりと、楽しむこともある。
セロ&ラス 男女/?歳 髪・● 瞳・● 巫女。その体はコードに巻きつかれ、身動きできない。 男の顔、セロと女の顔、ラスとどちらももつ。一つの体だが、いつでもどちらかに交代できる。 世界の言葉を聞き、預言し、女王を守り、補佐する存在だが人々にあまり知られていない。
レイシー・コーズウェル 男/29歳 髪・● 瞳・●
マルファのトップ。男だが、冷たい容姿や冷たすぎる態度から、氷の女王と呼ばれる。
温厚そうな青年だが、異名の通り冷たい。オープンな態度にも関わらず、どこか受け入れていない節がある。捉えどころのない、不思議な人。
エリエステスとは幼馴染であり、彼女に恋い焦がれている。
ゼファーナ・レイニィ・レイストロ 女/?歳 髪・● 瞳・●
レイストロの女王にして、世界の色を紡ぐ絶対の女王。その力は神。しかしすでに死亡した存在。
カルア・アス・ストレフスキ 男/23歳 髪・● 瞳・●
ラスティカ第一軍の少尉。エリエステスの部下。貴族。
ぬくぬくと育ったためか、何事に対しても真面目に受け取り、少しでも道にずれたものを見ると嫌悪する潔癖症なところがある。根が素直なので、すぐに何でも頷いてしまうし、時折周りが見えていない。
エリエステスに好意を抱いている。
ディアンダ・トール・シャワル 女/19歳 髪・● 瞳・●
シャワルの姫。健康的な肉体に褐色の肌を持つ。髪は長く、ウェーブかかっている。
高慢でわがまま。自分を過信し、常に前だけを見据える。自分が思った通りにならないと嫌。
まだまだ子供な部分を持つため、わがままと相まって、扱いにくい。
エルーダ・ヴェイン 男/29歳 髪・● 瞳・● 反シャワル組織「睡蓮」のボス。 明るく、楽しいことが大好きで、からかいがいのある人を見ると嬉しくなる。頭も回るため、いたずらに力を入れまくってしまう。というのが本来の性格だが、ボスという立場から抑えている。 エリエステスとレイシーの幼馴染。
ライス・デバイシス 男/31歳 髪・● 瞳・● ラスティカ第二軍大佐。皮肉の塊であり、斜に構えている。だが、それでも愛妻家で猫好き。 エリエステスの存在が気に食わない。
ラミィ・ラン 女/18歳 髪・● 瞳・● ラスティカのメイド。パディ、ウナの世話係。炊事洗濯、家事を一通りこなす。 天然ボケで表情豊か。見ている人を和ませるが、時折パディをからかってみたりする。
リーレン・ライン 女/25歳 髪・● 瞳・● レイシーの右腕。地位はないが、一目置かれている。マルファの頭脳。 冷静な判断しかせず、レイシーに物おじしないで発言する。 レイシーを密かに慕っている。 |